●JR東日本殿 キハ110系ディーゼル動車

 これまでのキハ28・58系の老朽置換用ディーゼル動車として 、1989年に登場。
  このシリーズは、当初、車体長20m急行タイプキハ110系と、車体長16m一般タイプキハ100系の2タイプで先行試作されましたが、量産時に、輸送量の比較的多い都市部配備用に、一般型のキハ110系も製作されるようになりました。
  急行タイプは、大型連続窓に、額縁構造の車体、プラグ式ドア、座席は回転式リクライニングシートを配置。 一般タイプには、大型の窓で、額縁構造の車体、側出入口は100番台がプラグ式ドア、200番台が引戸式となっています。
  座席配置は、ワンマン運転を前提に設計されているため、出入口付近の混雑を防ぐ目的から、セミクロスシートとしました。
  また、夏期・冬季の外気の流入を防ぐため、お客様扱いの押しボタン式ドアスイッチを設置しました。このスイッチの設置により、従来車で半自動時期に、ドアが重くなる開閉の苦労 を解消しました。
 更に、 エンジンに420馬力を搭載することで、登坂能力の向上を図り、 台車には2軸駆動空気バネ式ボルスタレス台車を採用し、乗り心地の向上と保守の軽減を図りました。
  急行タイプが3形式11両、一般タイプでは6形式172両。延べ183両が製造されました。
     
キハ110系 急行タイプ
急行タイプの室内
キハ110系 一般タイプ
一般タイプの室内
陸羽西・東線用の眺望車

主   要   諸   元
項   目キハ110−0キハ111−0キハ112−0
車 体 長19,000mm
車 体 幅2,800mm
座 席 配 置回転リクライニングシート
定   員52人60人64人
座   席52人60人64人
立   席
空 車 重 量29.4t29.8t29.3t
エンジン出力309KW/2000rpm×1台
コンバータDW14A−B×1台
台 車動 台 車DT58A 2軸駆動ボルスタレス式空気バネ台車
従 台 車TR242 ボルスタレス式空気バネ台車
項   目キハ110−100キハ111−100キハ112−100
車 体 長19,000mm
車 体 幅2,800mm
座 席 配 置セミクロスシート(片側1人掛)
定   員119人131人136人
座   席52人58人62人
立   席67人73人74人
空 車 重 量30.8t30.3t29.8t
エンジン出力309KW/2000rpm×1台
コンバータDW14A−B×1台
台 車動 台 車DT58A 2軸駆動ボルスタレス式空気バネ台車
従 台 車TR242 ボルスタレス式空気バネ台車
項   目キハ110−200キハ111−200キハ112−200
車 体 長20,000mm
車 体 幅2,800mm
座 席 配 置セミクロスシート(片側1人掛)
定   員121人135人人138
座   席50人56人62人
立   席71人79人76人
空 車 重 量32.0t31.7t31.2t
エンジン出力309KW/2000rpm×1台
コンバータDW14A−B×1台
台 車動 台 車DT58A 2軸駆動ボルスタレス式空気バネ台車
従 台 車TR242 ボルスタレス式空気バネ台車