JR西日本殿 187系 制御付自然振子式特急型気動車

 キハ187系は、平成14年に山陰本線米子−浜田間の高速化に伴う特急型気動車として誕生しました。
  曲線通過を従来の車両より高速で通過するために、制御付自然振子式を採用しました。この方式は、従来の自然振子式で乗り心地が悪いとされている「振り遅れ」を無くすべく、曲線の位置を車両側で検知し、「振り始め」と「振り終わり」の時期を制御し、なめらかに車体を傾けられるようにした 技術です。
  車体はSUS構体で、駆動エンジンは450psを1台搭載。コンバータは自冷式多段形(変速1段・直結4段)を採用しました。
  車両制御にはコンピュータを使用した新制御システムを採用し、操作性の向上とメンテナンスを簡略化しました。
  また、新発電システムの導入により、今まで駆動エンジンでは困難であった高出力発電機の搭載を実現。これにより冷暖房は、電車同様電気式になりました。
 他にも、 トイレは車椅子でも利用できるような大型とし、また、車椅子スペースや、次駅表示器等、バリアフリーにも対応した設計になっています。
  1次車として2両編成7本が製作されました。

項   目主   要   諸   元
型   式キハ187−0キハ187−1000
車 体 長20,800mm
車 体 幅2,845mm
座 席 配 置回転リクライニングシート
定   員58人60人
座   席58人60人
立   席
空 車 重 量43.6t43.1t
エンジン出力420ps×2台
コンバータDW21×2台(自冷式)
変速1段直結4段
台車動台車WDT61
1軸駆動ボルスタレス式空気バネ台車