電気学会「第17 回でんきの礎」に顕彰されました
-2024年04月12日-
お知らせ
当社は⼤阪市⾼速電気軌道株式会社、神⼾新交通株式会社、川崎⾞両株式会社、株式会社神戸製鋼所と共に「第17 回でんきの礎」に顕彰され、3 ⽉15 ⽇に徳島⼤学にて開催された授与式に出席し顕彰状と記念品を授与されました。
これは、都市型公共交通システムの無⼈運転を世界で初めて実現させたこと、国際規格の策定へ貢献したことを評価いただいたことによるものです。
安⽥恵⼀郎電気学会⻑より顕彰状を授与される桑原正秋フェロー(当時)
「でんきの礎」顕彰状
都市型公共交通システムは、列車に乗務員が添乗しない無人運転を前提とした新交通システムとして、1981年(昭和56年)に⼤阪市⾼速電気軌道(旧⼤阪市交通局)南港ポートタウン線および神戸新交通ポートアイランド線が開業しました。これらの路線は無人運転の都市型公共交通システムとして、UITP(国際公共交通連合)において世界初の事例として認知されています。
1974年(昭和44年)新潟鐵工所大山工場での実験車両による走行テストの様子
当社は、⼤阪市⾼速電気軌道(旧⼤阪市交通局)南港ポートタウン線、横浜シーサイドライン、関西国際空港ウイングシャトル、ゆりかもめなどをはじめとした全国各地の新交通システムの車両および信号、通信、軌道などの総合システムに携わっており、日本国内にとどまることなく台湾桃園国際空港や香港国際空港など数多くの実績を有しています。
今後も交通システム事業において、ライフサイクルを通じて、人と環境にやさしい社会を支える企業を目指して参ります。
でんきの礎:
電気技術の顕彰制度『でんきの礎』は、「21世紀においても持続可能な社会」を考える上で20世紀に大きな進歩を見せ、「社会生活に大きな貢献を果たした電気技術」を振り返り、その功績をたたえるもので、電気学会創立120周年の2008年に創設されました。
電気学会ホームページ https://www.iee.jp/